高低差のある斜面地に建つ商業ビル兼集合住宅の現場から。
この現場では、地盤の状態を考慮した上、高低差を生かしながら地下を設け、杭を不要とする構造フレームを設計している。
結果、高低差を生かしながら、コストも削減し、五層分のスケールを確保した建築を実現している。
都市の中の密集地なので、仮設計画、基礎工事共、より神経を使いながら工事を進めている。
ここでは、傾斜地の良さを生かしながら、街並みに良い影響を及ぼす事が出来る建築を、最後の最後まで粘って、表現したいと考えている。