本日大阪、造園DAY!
造園はいいなぁ。。土を触って、建物に生き物を添える。
この感覚は、実際に土を触って味わえる。
建物を建てる。それだけでは、まだ建築はその地に根付いていない。
造園は、緑を植えて、街並みへ仲間入りをさせていただく、そんな感覚。
周囲の風景にとけ込む外観。車でお家の前を無意識に通り過ぎてしまう、
そのくらい街や自然にとけ込む表情をつくりたい。
そうすれば、日本の風景はもっと楽しくて、美しいものになると考えている。
ここでは、数十年前に開発された分譲地の街並みに、静寂と少しの規律を与えたい想いで、表情をつくった。
一階の一部が空中に浮いている木造らしからぬ形態をとっているが、これも表層的な造形の操作ではなく、
用途から生まれた必然の形。
一つ屋根の下、3世帯が楽しくほっこり暮らしていますよ。。と、
昔から変わらぬ安定の切り妻屋根の外観が街にささやいてくれる。
こうして、RAKUEN interiorの造園チームと、山本雅紹建築設計事務所の設計チームの仲間と共に、
建物のことを、楽しくほっこり、日々あれこれ考えている。