学生時代、金欠でお腹を空かせながらイタリア全土を放浪していた時、
スーパーでパンとワインを買って、公園で空腹を紛らわせていたあの夏。
あの時は、建築の見方もよく分からないまま、ただただ建築が持つ空気感を自分のものにしたいと思って、街を練り歩いた。
ベニスのとある教会の階段が海まで続いていて、そこの階段に腰掛けて、夕陽に染まった海を眺めながらワインを飲んでいたあの夏を思い出す。
写真は、施主様からいただきましたあの夏が蘇るワイン。
いつも信頼して頂いて、温かく見守って下さいまして感謝感激です!