写真はサンフランシスコのとある坂の途中。
ごぉーっ。。の音と共に坂のてっぺんから顔を出すケーブルカー。
色んな映画のワンシーンでも登場する、坂道の多いサンフランシスコには心強い味方だ。そんなケーブルカーにハリウッドスター気取りでひょいっと飛び乗り、外を眺めていると隣の上品な老婆が車内ではスリがあるからリュックはお腹の前に移動させなさい、と一言。あ、、はい!ありがとうございます。
リュックを前に持ち直して夜の車窓を見る。坂道に建つかわいらしいお家から温かい灯りが漏れている。
ゆらゆら揺れて街全体がまるでキャンドルみたいだ。
時代は変わっても心の風景は変わらない。
残さなくてはならないものがある。