今夏の熊本、霊巌洞に続き、京都武蔵ゆかりの地へ行ってきました。
「神仏を尊び、神仏を恃まず。」武蔵の言葉です。
色々な解釈があるようですが、僕は、武蔵が生きることへの覚悟、
をこの言葉に映したように解釈しています。
僕は設計事務所を開業してから、
特に、見えないものへの感謝の念が強くなりました。
独立してから、様々な方々に助けて頂き、導かれるように、
ご縁を頂戴し、今に至っています。
そして色々な経験もさせて頂き、僕なりに今至った心境は、
「神仏は我が心に有り。」です。
自分の思うように生かせて頂いていることへの感謝と、自分の行く道は自分の心一つにかかっている、
と常に感じています。
建築を通し、仕事を通し、自問自答を繰り返し、哲学する。
写真は、武蔵ゆかりの地の周辺を散歩している時に出会った、素敵な風景です。
つくり手の想いがこもった建築は、いつの時代も有り難いものです。