もう、随分暖かくなった。
まだ肌寒い季節に施工した設備配管。
新築と違い、既設の諸条件のもと、建築をつくることは、いかに困難かということを身にしみて感じている。
配管の勾配を確保するために、水糸を張り、既設の植栽を移植し、土を掘りレベルを出す。
学校でも、建築士の試験でも、配管の勾配くらいは教えてくれるけど、その勾配を確保することがいかに大変か。。。
そして、配管には色んな種類があって、角度の調整ができる様々な継手や、その配管をつなげることが意外に大変か。。。
建築を設計デザインするだけでは、建築の半分しか理解できないんだなぁ、と自分で施工してみて、つくづく感じる。
やっぱり、考えて、そしてつくる。これこそが、究極なんだろうなぁ。。。