南風原の家が完成した。 南風原町では2つ目の作品になる。 この建築では開かれた庭と閉じられた庭を中心に空間を配置している。 限られた予算の中で、空間の計画の仕方で広がりのある住まいを実現している。 床面積に現れない広がりは、様々な要素から表現される。 光、風、そして視線の流れを意識する。 敷地の性格を緻密に読み取りながら、年月の中であるべき建築の姿を模索する。 一本の線に思考する時間の中で。