かねてから、案を練っておりました四国プロジェクトがスタートしました。
このプロジェクトは、心を癒す、ということが最大のテーマになっています。
普段の設計の際は、
施主様がおられて、ご要望を直接施主様から賜り、色々と構想を練っていくのですが、
この建物はクリニックということもあり、
今現在、私の目の前におられない患者様、
直接お声をお聞きすることが出来ない患者様のために設計をさせて頂くことの意味を
深く考えながら設計案を練っていきました。
建築の出来ること、って何だろう。
設計で、何を貢献出来るだろうか。
人様のお役に立てる建物、ってどうあるべきなのか。
を自問しながら、心を癒す患者様のための空間、のあるべき姿を施主様と共に模索しています。
クリニックという建物がどうあるべきなのか、設計のあるべき姿、を深く考える機会を与えてくださいまして、
そして数ある建築設計事務所の中から、私共を四国の地にお呼び頂きました施主様に深く感謝しております。
設計の先におられる患者様に少しでもお役に立てたら、と想いを込めて、これから始まります。
この橋は、僕の大好きな橋です。
今日も空が広いです。